当院は運動器(肩こりや腰痛)の治療だけでなく、皮膚のお悩みの患者さんも多くお見えになっております。
・アトピー性皮膚炎
・慢性じんましん
などお肌のお悩み全般でお力になれると思います。
アトピー性皮膚炎でも他の皮膚炎でも、ある程度症状がひどくなれば、皮膚科の先生はステロイドの処方をしてくださいます。
ステロイドはもともと自分の身体(副腎皮質というところ)でも作られているホルモンです。
身体の中で作っているものを外から入れなければならないのは、自力で作れるホルモンの量が減っているということ。
つまりは副腎が弱っているという事です。
ではどのようにして副腎が弱っていくのでしょうか?
原因は5つあります。
・呼吸の取り扱い
・飲食の取り扱い
・身体の取り扱い
・ストレスの取り扱い
・患者さんの生活環境
です。
簡単に言えばもともと身体が弱い人が、浅い呼吸、間違った食生活、身体は冷えっぱなしで歪みっぱなし。
将来への不安や自分を責める気持ちやイライラにさいなまれていて、環境にも罠が潜んでいた!
などという事があると身体は十分なステロイドを作れなくなります。
それで皮膚の炎症を抑えきれなくなり皮膚炎が起きるのです。
症状がひどいときにステロイドを使うのは良いのです。
問題はそのあと「どうやって原因を減らすか」です。
実は外からステロイドを投与し続けると、身体はステロイドを作りにくくなります。
ここですこしたとえ話を。
社会人になりたての息子さんがちょっと物入り(皮膚炎がひどくなった)になり、親に泣きつきました。(皮膚科を受診)
親(皮膚科)は息子さんの急な用立て(ひどい皮膚炎)に応じてお金を仕送り(ステロイドの投与)しました。
それによって息子さんは急場をしのぎました。(症状の緩解)
しかし、息子さんには浪費の癖(生活習慣は改善できていない)がありました。
またお金が足りなくなる(再び皮膚炎がひどくなる)と、親(皮膚科)に泣きつくようになりました。
親も親で仕方なくまた仕送り(ステロイド投与)をします。
息子さんは無意識に、また次第に「いざという時は親を頼れば良い」と思い、勤労意欲が薄れてきます。(徐々に自前の副腎皮質ホルモン分泌が減る)
もともと浪費癖(不十分な生活習慣)があるのに会社もサボりがちになり、給与も減りました。(副腎機能の低下)
こうなると息子さんはいつまでたっても自立(完治)できません。
いかがでしたか?
分かりにくくなかったですか?
ここで言う息子さんの急場(皮膚炎)を、仕送り(ステロイド)でしのぐ事は別に良いのです。
問題は息子さんの浪費癖(良くない生活習慣)です。
これが無ければ、息子さんは自立(完治)できるのです。
生活習慣改善・体質改善というと遠回りのようですが、原因がしっかり残っているままステロイドの治療に頼っている方がよほど遠回りです。
実際に以前に3ヶ月ほど皮膚炎がひどくなった患者さんがお見えになりましたが、3回ほどの治療で症状は7割ほど治りました。
当院の治療が皮膚炎等の疾患に有効なのは、「体質改善の治療」と「生活習慣指導」を徹底して行うからです。
当院では7000症例の呼吸と飲食、身体とココロ、生活環境の改善の実績があります。
ぜひ生活習慣改善と鍼灸手技調整治療によって体質改善をし、笑顔を取り戻しましょう!